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Le 14. juillet (18.juillet)

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Le 14 Juillet、今年のフランス革命記念日は生涯決して忘れる事のできない特別な日となった。ファッション・エディターのフミヤ君のお誘いで、アーティストのGillesと夕食を共に。20時、彼がリザーブしておいてくれた和風フレンチレストランへ。仕事を終え、アトリエからバイクでやって来た彼はタトゥーだらけの鍛えた身体にカジュアルな着こなし。とても穏やかで気さくな人柄、温かい眼差しが印象的だ。接しているうちに緊張の糸が解けてゆく。ゆっくりと食事を楽しみながら様々な話をしてくれた。駆け出しの頃のPierreとの節約生活、イラストレーターとして個人で仕事をしていた事、Pierreの撮った写真に遊びで目や歯を白くペイントしてみたら素晴らしく良かった事、有名になった今でも過激すぎる作品は展示を断られる事、日本のマンガからはそのデッサン力に大変刺激を受ける事、兄弟の話やこれからのバカンスの事・・。
こんな風に自然に食事や会話を楽しみ、有意義なひとときを共に過ごす。夢の様でありながら何となくこんな光景を思い描いていた事を思い出した。12年前、高校生の時初めて手にした「Pierre et Gilles」の作品集やドキュメンタリービデオ。あまりに美しすぎる彼等の世界に登場するモデル達は切ない程に何か訴えかけてくる。すっかり魅せられてしまった私はいつかこうして逢えるのでは、とどこかで思った。それが今現実になっている、それだけでもう気持ちが一杯だった。花火も終了した様子。残っている客は私達のみ。レストランを出、ビズをしてバイクにまたがる彼を見守り、笑顔で別れた。
最高の日をGillesとフミヤ君に感謝。パリに来て良かったと心から思う。